2012/09/12

アートな旅:4日目-フンボルト・ヴァッサーの建築めぐり

この日、もうひとつの目的は、フンボルト・ヴァッサーの建築見物。フリーデンスライヒ・レゲンターク・ダンケルブント・フンデルトヴァッサー(Friedensreich Regentag Dunkelbunt Hundertwasser)、本名フリードリヒ・シュトーヴァッサー(Friedrich Stowasser)は、オーストリアの芸術家、画家、建築家です。

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これ、遊園地ではなく、ゴミ焼却場です。

シュピッテラウ焼却場(Die Müllverbrennungsanlage Spittelau)は、廃棄物処理機能と、エネルギー生産とアートが融合した、ヴィヴィットな色使いと独特のカタチが印象的なゴミ焼却場です。建物は現在リノヴェーション中でした。

フンデルト・ヴァッサーが大好きだった帽子が、焼却場の上にちょこっと乗っている写真を撮りたかったのですが、見つけることができませんでした。残念。。。

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こちらはウィーン市の地域暖房プラントの管理棟で、彼はの事務所棟に燃えさかる炎をイメージしてこのようなデザインを加えたそうです。

ちなみに、彼のデザインしたゴミ焼却場は大阪にもあります。大阪市環境局舞洲工場をご覧ください。

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一度来てみたかったカフェ・ワイマールに立ち寄りました。

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こちらのカフェ、1900年創業の老舗カフェです。常連さんなのか、ウェイターのおじさんとしばし会話を交わす場面もあり、わたしもしばし、ウィーン市民になった気分でした~。

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お目当ては、甘いものが苦手なわたしですが、これだけは独語圏で食べ歩いているアップフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)、りんごのケーキ。りんごの果肉ゴロゴロで美味しかったのですが、あまりの甘さに、これがお昼ご飯になりました(汗)

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カフェ・ワイマールの近くには、フォルクスオーパーがあります。

ちなみに、カフェ・ワイマールには、フォルクスオーパーの出演者や観客が訪れるそうで、毎晩、ピアノの生演奏を楽しむことができるそうです。

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続いて、クンスト・ハウス・ウィーン(Kunst Haus Wien)。外観からかなり独創的!

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入口から入ってすぐに彼の世界が広がります。

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建物の中には植物やタイルがいっぱい!!!カラフルで、楽しくて、是非オススメのスポットです。何度もウィーンには来ているはずなのに、初めて足を運びました。

自然を愛し、共存を果たそうとした環境保護運動家としても知られるフンデルト・ヴァッサーの絵画、建築、いろんな作品を鑑賞することができます。

親日家だった彼は、4年間ほど日本人と結婚した時期があり、日本での雅号は「百水」。Hundert(百)とWasser(水)だから「百水」coldsweats01

「百水」の印やサインが入った作品も多数あります。

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こちらはタイルで彩られたお手洗い。

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植物に囲まれた素敵なカフェもあります。

路面電車でアクセスできる場所にあるので、是非、一度足をお運びください。

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最後に、クンストハウス・ウィーンからほど近いところにある、フンデルト・ヴァッサー・ハウス(Hundertwasserhaus)へ。

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この、遠くから見てもひときわ目立つフンデルト・ヴァッサー・ハウスは、低所得層を対象とするウィーンの市営住宅です。快適な住み心地とお安い家賃のせいか、ほとんど引越しする人がいないそうです。

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中には一般の方が住んでいらっしゃるので、内部見学はできませんが、外観だけでも一見の価値があります!ヴィヴィットな色使い、ところどころに遊び心があり、見ているだけで楽しくなります~♪

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ここは、フンデルト・ヴァッサー・ハウスの向かいにあるフンデルト・ヴァッサー・ヴィレッジ(カルケ・ヴィレッジ/Kalke Village)はお土産物屋さんです!!

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ただのお土産物屋さんではなく、こちらもフンデルト・ヴァッサーの建築物なので、建物見物もお楽しみください。この建物の地下1階のトイレはチップおばさんがいるそうですが、とてもユニークで素敵なトイレみたいです(わたしは外人の団体さんがワサワサいたので諦めました、、、)!

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タイル好きにはたまらない、フンデルト・ヴァッサーの建築物♪

彼は、2000年2月19日、晩年を過ごしたニュージーランドへ向かう船の上で亡くなったそうです。自然を愛した彼が晩年の生活をニュージーランドに求めたことは、ニュージーランドが大好きなわたしにはなんとなく分かります。

ウィーンを訪れた際には、彼の作品鑑賞もお楽しみくださいheart04

アートな欧州旅:4日目-ベートーヴェンゆかりの地 その2とホイリゲ

ウィーンでのベートーヴェンゆかりの地と言えば、ウィーン郊外に位置するハイリゲンシュタット!

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U4でハイリゲンシュタットへ。ちなみに、クリムトのお墓のあるHiezing駅からHeiligenstadtまではU4で1本で行けます。また、Heiligenstadtの手前のSpittelau駅には、フンデルト・ヴァッサーがデザインしたゴミ焼却場があります。

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ハイリゲンシュタット駅前にあった「カール・マルクス・ホーフ(Karl-Marx-Hof)」。第一次共和政時代(1929年)に建てられた、労働者向けの公共住宅です。オットー・ヴァーグナーの弟子、カール・エーンが設計しました。

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ハイリゲンシュタット駅前からバスに乗って、アルムブルスターガッセ(Armbrustergasse)で下車。すぐにサインが出ているので安心です。

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ハイリゲンシュタット教会。小さくこじんまりした可愛らしい教会でした。ベートーヴェンはこの教会の鐘の音を毎日聞いていたそうですが、ある時、聞こえるはずの鐘の音が聞こえないことに気づき、難聴を自覚し、自殺を考え、ここ、ハイリゲンシュタットの家で遺書を書いたそうです。

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引越し魔のベートーヴェンが住んだとされる場所が記されています。

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ハイリゲンシュタット教会からすぐのところに、ベートーヴェンが遺書を書いたとされる「ベートーヴェン遺書の家」です。隣の建物が工事中でした。

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学生の時以来の訪問となりました。懐かしい!

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ハイリゲンシュタットの遺書とは、1802年10月6日に、ここ、ハイリゲンシュタットで、甥であるカールと弟のヨハンに宛てて書いた手紙です。

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ベートーヴェンの髪の毛他、貴重な資料が展示されています。

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ベートーヴェンのデスマスク。

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部屋からのお庭の眺め。

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お庭からのお家の眺め。

わたしは苦難に立ち向かって素晴らしい音楽を書き続けたベートーヴェンが今も昔も大好きです。ハイリゲンシュタット再訪に感謝shine

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「ベートーヴェンの散歩道」(Beethovengang)。ベートーヴェンはお散歩が大好きだったようで、ここで交響曲「田園」の着想を得たと言われています。小川が流れる小路は、癒しの小路でした。ちなみに、「田園」を聴きながらお散歩しました・・・感無量。

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ベートーヴェン・ルーエにあるベートーヴェンの像。

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ベートーヴェンの散歩道をズンズン先に進んで行くと、ブドウ畑が広がる場所に出ます。"CDG"とは、帰国後調べたところ、パリの空港の3レターではなく(苦笑)、"Club der Grinzinger"の略のようです。

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散策の末、ホイリゲのあるグリンツィングに着きました!ちなみに、先ほどのブドウ畑からグリンツィングまでの道すがら、高級住宅街を眺めながらの散策でした。素敵な邸宅がたくさんありました。

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たまたま入ったお店「ルドルフスホーフ(Rudolfshof)」は、100年の歴史を誇る老舗レストランでした。

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手前がカフェで奥がホイリゲというつくり。フロイトやユング、ルドルフ3世皇太子などが常連だったというホイリゲだったようです。

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右が通常の普通のホイリゲ、左側はシュトゥルムというこの季節限定のワインです。

ちなみに、ホイリゲ(Heuriger)とは「今年の」を意味する「heuer」という単語が変化してできた言葉で、「今年のワイン(der heurige Wein)」つまり新酒を意味する言葉でもあり、ホイリゲを提供するワイン専門の居酒屋も「ホイリゲ」と言います。つまり「ホイリゲ」には2つの意味があるのです。

左側の秋季限定にごり新酒「ホイリゲ・シュトルム(Heurige Sturm)」、試飲でおばさんがくれたものですが、発酵途中のまだ甘いにごり酒で、口の中にシュワシュワと泡のような感覚を感じ、とても美味しくいただきました!

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お茶のつもりで立ち寄ったホイリゲで、今は南米アルゼンチンに住むという旦那さんがアルゼンチン人、奥さんがスペイン人という素敵なご夫婦(1ヶ月間欧州を旅しているという羨ましいご夫婦・・・)と、ポルトガル人のご夫婦にお会いしました。久しぶりの独語でのおしゃべり(どちらも旦那様がドイツとオーストリアにお住まいだったようで、独語がお上手でした)を楽しんでいたら、お店のおばさんがカナッペを持ってきてくれました。ご馳走様でした!!

アートな欧州旅:4日目-クリムトのお墓参り

グスタフ・クリムト生誕150周年の記念の年、クリムトのお墓参りに出かけました。

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オーストリアでの朝食と言えば丸っこいパン、ゼンメルン!シンプルな朝食ながら、幸せになる独語圏の朝食catface

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クリムトのお墓は、シェーンブルン宮殿の近くです。シェーンブルン宮殿の入口とは反対側に位置する、パルメハウス(温室植物園)と動物園側です。

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園内を散策していると、ニューヨークのセントラルパークのように可愛いリスちゃんがたくさんいました。

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歩いて行くのは大変なので、Hiezing駅で下車後、駅前の56Bのバスに乗り、Montecuccoli platzで下車すると、目の前がヒーツィング墓地です。

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近くにお花屋さんもあります。

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クリムトのお墓は、Gruop 5 No.194/195です。

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グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)は、1862年7月14日にウィーン郊外のバウムガルテンで生まれ、1918年2月6日にその生涯を閉じました。

生誕150周年の今年、世界中からクリムトの絵を観にたくさんの観光客がウィーンを訪れています。亡くなった後も、クリムトのファンは増え続けている、そんな感じがしました。

2012/09/11

アートな欧州旅:3日目-ウィーン本屋さん探訪とMAK

ウィーンはリンク(Der Ring)と呼ばれる環状線で旧市街が囲まれていて、1周は約4kmほどです。

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クリムトも通ったと言われる歴史あるカフェ・ツェントラル。ここのグラーシュが食べたかったのですが、ランチがまだ消化されておらず断念(涙)

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今回は『世界の夢の本屋さん』にはまだ掲載されていない、ウィーンの本屋さん巡りも楽しみにして来ました。ブリュッセルやアムステルダムでは時間がなかったのでできませんでしたが、世界には素敵な本のある空間を愉しめる本屋さんがたくさんあります。詳しくは『世界の夢の本屋さん-1』『世界の夢の本屋さん-2』をご覧下さい。

こちらは「マンツ書店(MANZ)」。20世紀初頭に建築家アドルフ・ロースの設計により建てられた、昔、ハプスブルク家御用達の出版社兼書店だったもので、今でも素敵な本屋さんです。

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マンツ書店のすぐ近くに、旅行本専門店「フライターク・ベルント(freytag & berndt)」があります。ウィーンやオーストリアに関する本だけでも、いろいろな切り口で本が並んでいて、視点を変えながら旅を楽しめそうです!

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ちなみにこの建物にフレデリック・ショパンは一時期住んでいたというレリーフがありました。

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こちらは翌日雨の中訪ねた本屋さん「リア・ヴォルフ書店(Buchhandlung Lia Wolf)」

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可愛らしいアートな本屋さん。ウィーンの伝統料理(特にウィンナーシュニッツェル)で有名なレストラン、フィグルミュラー(Figlmüller)がある通りの並びですが、思わず通り過ぎてしまいそうなところにあります。

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お散歩しながら夕暮れのシュテファン大聖堂に到着。

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シュテファン大聖堂の模型・・・今まで気づきませんでしたsweat01

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本日最後の目的地、オーストリア応用美術博物館(MAK:Österreichisches Museum für angewandte Kunst)。火曜日は夜22:00までオープンの上、18:00以降の入場料が無料です!窓口スタッフの方が日本人でびっくりしました(驚)

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MAKは、中世から現代までのガラスやセラミック、家具、陶磁器やテキスタイルを展示しているユニークな美術館で博物館。世紀末様式とウィーン工房をテーマとする所蔵品は一見の価値アリ!です。

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ウィーンには数々の美術館・博物館がありますが、MAKは超オススメ!新旧のデザイン食器やインテリア、ベルギー・ブリュッセルにある、ユネスコ世界文化遺産に登録されているストックレー邸を設計した建築家ヨーゼフ・ホフマンの家具など、見所満載です。

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ちなみに、MAKにはオシャレなカフェ・レストラン「エステライヒャー・イム・MAK(Österreicher im MAK)」が併設されています。この日は貸切パーティーが入っていて利用できないとのことでしたが、ウィーンっ子にも人気のカフェ・レストランです。

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ウィーン旧南駅まで戻ってきて小腹が減ったので、駅からホテルの間にあるRestaurant PuntigamerHofというレストランに入りました。

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店主のおじさんオススメのシュタイヤーマルク州で作られているスッキリ系ビール"Puntigamer"。

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ミモザ風サラダはボリューム満点!

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早朝から夜までアートを楽しんだ1日でした。

アートな欧州旅:3日目-ベートーヴェンゆかりの地 その1

楽聖ルードヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)は、1770年12月16日頃にドイツのボンで生まれました。1787年、17歳の時に初めてウィーンを訪れ、1792年に再訪し、56歳で生涯を閉じる1827年までウィーンで過ごしました。

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ベートーヴェンは引越し魔で、生涯で約80回も引越しを繰り返したそうです。

こちらの「パスクヴァラティ・ハウス(ベートーヴェン・ハウス)」と呼ばれる建物は、現在、ベートーヴェン記念館になっています。

「パスクラヴァラティ」とは、ベートーヴェンの支援者であるヨーゼフ=ベネディクト·フォン·パスクヴァラティ男爵のこと。彼の好意により、ベートーヴェンが1804年から1815年の間に何度か分けて住んだ屋敷(ちなみに5F)が「パスクヴァラティ・ハウス(ベートーヴェン・ハウス)」と呼ばれています。

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記念館は、扉を入って、階段をひたすら日本で言う5階まで上ります。

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アパートの一室が記念館です。

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実際に使っていたピアノ。この部屋で、交響曲第5番、第7番、第8番、ピアノソナタ『告別』などを作曲したそうです。

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小さなお部屋ですが、ベートーヴェンが住んでいいたのかと思うと、彼が作曲に没頭している姿が思い浮かんだり・・・

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もうひとつの入口には、小さいながらもお土産物屋さんがあります。

ベートーヴェン好きの方、必見の場所です。リンク内にあるので、是非足をお運びください。

アートな欧州旅:3日目-クリムト生誕150周年探訪 その1

オーストリアが生んだ世紀末画家 グスタフ・クリムトの生誕150周年を祝う特別展も終盤。でも、まだまだ開催中!(2013年1月くらいまで)

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まずは美術史美術館へ!

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マリア・テレジア像はお化粧直し中のようでした(汗)

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キター!(゚∀゚) クリムト特別展のサイン。

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何が特別展なのかと言うと・・・クリムトが描いた壁画をほんの間近に見れるように、特別な橋が渡してあります!

美術史美術館に足を運んだのは、これが5回目くらいですが、初めて間近でクリムトの壁画を堪能しました。ちなみに、橋の上からの壁画撮影は禁止です。

是非、足を運んでご覧ください!(2013年1月6日で終了予定)

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数ある絵画の中でも、美術史美術館に来たら立ち寄らないと・・・ということで

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フェルメール作『絵画芸術』。

デルフトを訪ねた後でしたので、これまで何度も観ているのに、感慨もひとしおでした。

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美術史美術館を堪能した後、一度足を運んでみたかった、アルベルティーナ美術館にある、オーストリア航空ビジネスクラスの機内食に採用されている"Do&Co"へ!

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ランチがあると思って行ったのですが、ランチはない、ということで、チキンのローストとロメインレタスのサラダにしました。

くるりと巻かれたロメインレタス、ほどよくローストされたチキン。ボリュームも見た目よりもあって、とても美味しく、お腹いっぱい。あまりのオシャレなひと皿に感激!

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優雅なランチの後、再びクリムト探訪に。こちらはセセッションに行く途中にあった、クリムトやシーレなども通ったというカフェ・ムゼウム。

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意外と・・・ですが、大学生の時以来の訪問となったセセッション

内部は撮影禁止でしたので絵画の掲載ができませんが、クリムトの『ベートーヴェン・フリース』を鑑賞することができます。学生の時に見た時よりも、多少知識が増えていたため、更に興味深く鑑賞できました。

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お次は、ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ。こちらでもクリムトの特別展が開催されていました。その名も特別展「ウィーン・ミュージアムのクリムト・コレクション」。この展覧会で初めて、ウィーン・ミュージアムが所蔵する、クリムトの全作品(約400点)が展示されていました(2012年5月16日~10月7日)。

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クリムトが着ていたスモック。

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クリムトの生涯、ゆかりの場所をたどるパネル展。

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クリムトの作品の中でも、個人的に3本の指に入る好きな作品『Liebe(愛)』。生で鑑賞することができて感激しました。

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こちらは『旧ブルク劇場の観客席(Zuschauerraum im alten Burgtheater in Wien 1888)』。

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そして『パラス・アテネ(Pallas Athene) 1898』。パラス・アテネとは、ギリシャ神話に出てくる、知恵と芸術と戦いを司る女神のことです。

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『エミーリエ・フレーゲの肖像(1902)』。クリムトの恋人だった女性で、現代的なモダンな衣装にもご注目ください。

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今回の特別展の見所は、当美術館が所蔵する世界最大の約400点のクリムト素描コレクション!デッサンはとても興味深く鑑賞しました。

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クリムト顔のアヒルちゃん(笑)

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いろんなお土産品があるんですね!

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ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ、お土産物も充実、美術館全体もご堪能ください。

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続きまして、ベルヴェデーレ宮殿上宮。

内部は写真撮影不可のため、ご覧いただけませんが、日本でも人気のクリムト作『接吻(Der Kuss 1907~1908)』他、クリムトの特別展は、背景を黒にすることで、クリムト特有の「金」が引き立ち、甘美さ、妖艶さが部屋中に満ちていました。

何度も観ている『接吻』ですが、クリムトイヤーの今年、この特別な雰囲気の部屋で観る『接吻』は特別に胸を打ちました。本当に魅力的な絵画ですheart04

アートな欧州旅:3日目-ウィーン到着

今年はグスタフ・クリムト生誕150周年。というわけでアムステルダムから一路、ウィーンへ!

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ウィーンの空港に近づいて、お城?が見えました。

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ウィーン・シュヴェヒャート国際空港到着。ターミナルまではバスで・・・オーストリア航空、快適フライトでした!

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これまでの旅の中で最大に受託手荷物を待ちました。その時間、約40分!預けていたお客さん全員がイライラ・・・でも、クリムトに癒されました~。

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ウィーン市内に着いてからは48時間有効のチケットを購入予定でしたが、ウィーン・シュヴェヒャート国際空港はウィーン市外になるため、別途、チケットを購入。Sバーンでまずは荷物を預かってもらいにホテルへ向かいました。

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ホテルのある南駅は、昔あった南駅がきれいに取り壊されて、新しい駅建設で大工事中でした。

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ウィーンの宿泊先は、ウィーン旧南駅、クリムト作『接吻』他が展示されているベルヴェデーレ上宮からもほど近い、Hotel Prinz Eugen。下層階がオーバーブックだったようで、最上階のアップグレードされたお部屋をいただきました。道路側だけれども二重窓だから大丈夫・・・と言われた通り、音は気になりませんでした。快適でした♪

ちなみにウィーン旧南駅ですが、リンクに行くにも、ハイリゲンシュタットに行くにも、とても便利なロケーション。

2009/11/30

カフカのプラハへ - 2日目:ウィーン(市内観光)

ちょっと時差ボケと風邪気味なのもあって、早くに目が覚めました。

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まずは朝食。久しぶりのゼンメルン(Semmeln)!横にパッカリ割って、間にハムやチーズを挟んで食べたりします。お野菜は少なめなビュッフェでした。

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昨晩撮影したエンゲル薬局のほかにも、ウィーンには『ユーゲントシュテール(Jugendstil)』の世紀末建築をそこここに見ることができます。こちらはマンツ書店(隣はCafe Demel)』。

ちなみに、チェコ出身のアルフォンス・ミュシャ(ムハ)は『アールヌーヴォー』を代表する画家と称されますが、仏語だと『アールヌーヴォー』、独語だと『ユーゲンシュティール』、どちらも19世紀末芸術を指します。オーストリアではクリムトを中心に"ウィーン分離派"を結成したりしました。

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『アンカー時計』

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『アンカーハウス』

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『ロースハウス』

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『アメリカン・バー』

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『カールスプラッツ駅』

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『マジョリカ・ハウス』と『メダイヨン・ハウス』

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『ケッテンブリュッセンガッセ駅』(上記の建物を見るために降りた駅も、オットー・ワーグナーのデザインでした)

上記はほんの一部。とにかく、ウィーンは街中が”アート”なのです!!

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今日は月曜日だったので、ほとんどの博物館や美術館は休館日。本当は、何度かウィーンに足を運んでいるのですが、まだ行ったことのない大好きなベートーヴェンゆかりの地”ハイリゲンシュタット”(ホイリゲは行きましたが ^^;)に行きたかったのですが、ゆかりの地の各館も休館ということで、こちらも行ったことがなかったベルヴェデーレ上宮に、グスタフ・クリムトの『Der Kuss (接吻)』を観に行くことにしました。

http://www.belvedere.at/j

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冬なのでちょっと寂しかったですが、ベルヴェデーレでもクリスマス・マーケットが開催されているようでした。

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チケット左側の絵がクリムトの『Der Kuss (接吻)』。大学時代に授業で観て、クリムトの絵は官能的な絵が多い中、この絵はわたしにとってとても印象的でした。感激して、しばらく絵の前でぽーっとしてました。。。

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続いて、ミュージアム・クォーター(MQ:Museum Quater)に行きました。

http://www.mqw.at/

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こちらでチケットを購入。ギフトショップにもなっていました。

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『レオポルト美術館』は、世界最大のエゴン・シーレのコレクションを有し、クリムトや、ウィーン工房の貴重な工芸品なども展示されています。

http://www.leopoldmuseum.org/

特別展示として、ムンク展が開催されていました。

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マリア・テレジア広場でもクリスマス・マーケットがこじんまりと開催されていました。

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昨晩、市庁舎前のクリスマス・マーケットに行った際、おなじみの『Glühwein 』よりも、むしろ『Punch』を注文している人が多く、何??と思っていたので、試してみました。

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わたしがオーダーしたのは、ベリーがたくさん入ったもの。ワインとスパイスと数種類のベリーの実が入っていて、とても美味しかったです♪♪♪また、昨日とは違うカップに入れてもらい、こちらもお持ち帰りしました。

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ウィーンからプラハへの電車が夕方だったので、ここは何かウィーンで美味しいものを食べねば!!と、思い、好きなグラーシュを目指しました。こちら、その名も『GULASCHMUSEUM(グラーシュ博物館)』。

http://www.gulasch.at/

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Wiener Fiakargulaschを注文。タコさんウィンナーが超キュート!

お肉柔らかく、目玉焼きもしつこくなく、完食させていただきました。体調不良のため、飲み物は炭酸水(涙)とても美味しかった上、ウェイターの叔父様がとても親切でフレンドリーでした。わたしのインチキ独語にも耐えてくれて、楽しい会話、ありがとうございましたっっ(苦笑)。

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こちら、街中にある有料トイレ。トイレ係のおじさんがいるので50セントとても清潔でキレイでした。サインもお洒落。

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ランチの後、ホテルで預かってもらっていた荷物をピックアップして、ウィーン南駅へ移動する途中、ここのオープンサンドウィッチが美味しいと教えてもらったので(宿泊ホテルの真隣でびっくり!!)、"Tresniewski"に入ってみましたが、悲しいことに、わたしの苦手なマヨネーズ系だったので断念しました(涙)。

http://www.trzesniewski.at/

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ウィーンからプラハまでは、最短時間で行ける列車をWEBで格安予約しました。

http://www.oebb.at/

WEBで予約すると、座席まで指定されて安くて便利です。ただ、予約表の見方イマイチ分かりにくくて、駅員さんに訊いてしまいました。

ちなみに、この列車、2等車だけかもしれませんが、大きな荷物置き場などないので、通路にスーツケースを置かなければなりませんでした。ウィーンからプラハまで約4時間でしたので、スーツケースを持ったお客さんも多かったです。

ちなみに、チェコは通貨が”コルナ”で、”ユーロ”ではありませんが、2004年5月にEUに加盟しているので、国境越えの際にはパスポートチェックはありませんでした(車掌さんはオーストリアの方からチェコの方に途中で交代!)。

2009/11/29

カフカのプラハへ - 1日目:ウィーン(クリスマス・マーケット)

思いがけず、一生に一度でいいので行ってみたかったプラハ@チェコに行く機会ができました。プラハは大学時代、卒論を書いたフランツ・カフカの街、『我が祖国』を中学生の時、音楽の授業で聴いて感動したスメタナの街、アールヌーヴォーを代表する画家、アルフォンス・ミュシャ(ムハ)の街、映画のロケ地として有名な街・・・数え切れない魅力がたくさん詰まった街です。

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オーストリア航空で、まずはウィーンへ。

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ランチは2種類からチョイス。トマトソースのペンネにしました。

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こちらは到着前のライトミール。サラダだったので助かりました。

あまり観たい映画もなかったので、『沈まぬ太陽』の原作単行本を4冊(全5巻なので、あと1冊で完結)、ひたすら読みました。ウィーンまで約12時間、座席も窓側の非常口座席にしてもらったのもあって、あっという間でした。

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ウィーン・シュヴェヒャート国際空港(Flughafen Wien-Schwechat)に到着してから、案内に従って列車に乗り換えました。Wien-Mitte駅までは直通の電車『CAT』があり、乗ったことがなかったので試してみることにしました。

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今夜の宿はカフカのウィーンでの常宿だったらしい『HOTEL GRABEN』。シュテファン寺院にも近い、ロケーション抜群なホテルです。

http://www.kremslehnerhotels.at/init/index.php?option=com_content&task=view&id=14&Itemid=76

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ホテルのフロントの女性をはじめ、スタッフは皆フレンドリーでした。歴史を感じる雰囲気もとてもよかったです。

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ホテルはシャワーのみの部屋でしたが、ベッドも広く、街中なのに静かで、長旅の疲れを癒してもらいました。

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早速、今回ウィーンに1泊した目的である、クリスマス・マーケット見学に行きました。ウィーンは何度か訪れていますが、去年のドイツに続き、冬の訪問は初めてでした。シャンデリアを思わせる煌く飾りつけが、とても上品で美しく、ウィーンっぽかったです。

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まずは市庁舎前のクリスマス・マーケット。

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ドイツのクリスマス・マーケットの屋台メニューとはちょっと違ってました。

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寒く長い冬、優しく温かな光が人々の心を温めていました。欧米の人々にはクリスマスという行事は必須なのですね。

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ウィーンで初めてのグリューヴァイン(Glühwein)。ドイツのグリューヴァインよりも軽めな気がしました。美味しかったです♪カップもお土産としてお持ち帰り。

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ホテルに戻る途中にもこじんまりとしたクリスマス・マーケットがありました。

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こちらはAm Hofのクリスマス・マーケット。

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ユーゲントシュティールのフレスコ画が美しい、ウィーン最古の薬局と言われるエンゲル薬局。

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ホテルにほどちかい所にある、ヴェルヴェデーレ宮殿を手がけたヨハン・ルーカス・ヒルデブラント設計のバロック様式の教会、ペーター教会。

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何ともいえない荘厳な雰囲気に圧倒。しばらくぽーっと教会内部を眺めていました。

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シュテファン寺院前にはたくさんの人並み。クリスマスツリーも。

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本日の夜ご飯は、屋台で買ったホットドック。ウィーンのホットドックは、鉄板の端の尖った鉄の棒にパンの真ん中をくり抜いたものを刺してあっためて、ケチャップとマスタードを入れて、ソーセージをその中にボコッと差し入れたもの。ボリューム満点で、お腹いっぱいになりました。

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